電波時計は、手動で時刻を合わせなくても、電波を受信して自動で時刻を合わせてくれて、とても便利です。しかし、場所によって電波を受信できなくて、正しい時刻を示していないときがあります。
電波時計の電波は、人工衛星ではなく、福島県と佐賀県にある標準電波送信所から送信しています。北海道の場合は福島県の『おおたかどや山標準電波送信所』から送信される電波を受信します。
位置関係を見ると、札幌から見て、送信所は真南か、ちょっと西側。
校舎は南北の方向から45度ほど斜めになっています。
電波は鉄筋コンクリートを通過できないので、教室でいえば1組側は受信できていますが、後半学級は時計が黒板の上にあり受信できません。ただし、もしかしたら小学校の校舎を反射して、受信することもあるかもしれません。
もし、時刻が正確ではない場合は、時々、福島県の方向が見える窓側に置いておくとか、受信ができている教室の時計と入れ替えながら使っていくしかないようです。