2020年9月19日 (土)

都道府県と県庁所在地

東京都の都道府県庁所在地(略して県庁所在地)は、どこ?

東京都の県庁所在地を「東京」と思っている人は、少なくないかもしれません。「東京」ってどこのことでしょう。現在、東京23区は、それぞれ独立した地方公共団体で、「東京」という都市はもうありません(過去には東京市があった)。東京都のホームページには、このことについて書いてあり、東京都の県庁所在地は、「東京都新宿区西新宿二丁目」となっています。なので、北海道の県庁所在地が「札幌市」というなら、東京の県庁所在地は、「新宿区」というのが正しいようです。

日本の首都はどこ?

日本の首都を定める法律がないので、京都が首都というのが今でも有効だという説もあります。江戸時代が終わるころに、江戸(現在の東京)から京都に首都機能が戻り、それ以降、首都の遷都をしていません。明治天皇が京都から江戸へおでかけになって、そのまま帰らずにいる状態が現在まで続いているだけという扱いです。ただし、実質的にも国際的にも、東京が日本の首都であるのは言うまでもありません。ちなみに「東京都」の「都」は、「首都」という意味ではないそうです。

「都道府県」という並び

どうして「都道府県」と「北海道」が2番めに来るのでしょう。「士農工商」みたいなノリ? まず、明治時代に「廃藩置県」がおこなわれたあたりからスタートします。このとき府(京都府・東京府・大阪府)と県で「府県」と呼んでいました。北海道は開拓の真っただ中で、開拓使と府県を並べて言うときは、「使府県」と呼んでいたようです。開拓使は北海道庁となり、「庁府県」へ。東京府が東京都になり、「都庁府県」へ。戦後、北海道になり「都道府県」と呼ばれるようになりました。決まりがあるわけではないので、慣例的に定着したものと思われます。なんとなく「ペンパイナッポーアッポーペン」みたいなノリですね。

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