2020年6月20日 (土)

コロナ感染接触確認アプリ

昨日、コロナ感染接触確認アプリが公開されました。
iPhone用
Android用

報道やSNSの中で、位置情報が収集され、プライバシーに問題があるのではないか、などの話が出てきます。このアプリ自体では、位置情報を含む個人情報はまったく収集していません。スマホのアプリ情報で簡単に確認ができますが、位置情報を含め、何も権限を要求していません。
Screenshot_20200620-221257.png
このアプリは、GoogleとAppleが共同で開発した濃厚接触通知アプリのAPIを利用しています。APIとは、開発者がゼロから作ると困難なものに対して、ソフトウェア開発を簡単にするしくみです。濃厚接触通知アプリのAPIでは、Bluetoothを通じて接触した人の端末からデータを暗号化して蓄積し、後に感染者情報と照合し、通知するというものです。暗号化したデータから個人を特定することはできません。

このAPI自体は、世界各国の同様のアプリで使われているもので、日本のコロナ感染接触確認アプリも、このAPIを利用してるだけです。なので、プライバシーに問題があるなら、すでに導入している国で、すでに問題となっているはずです。APIの仕様は公開されているので、誰でも見ることができます。

Exposure Notifications API  |  Google API for Exposure Notification

それよりも陽性と判断された人が、このアプリを使っているかどうかが問題です。陽性と判断された人が使っていなければ、接触していても通知は来ません。位置情報を収集していないということは、たとえ陽性と判断された人が訪問した場所を申告しても、このアプリには反映されません。

最近の端末は、Bluetoothによるバッテリー消費もないに等しいので、スマホへの負担はほとんどありません。インストールは個人の判断ですが、インストールした人から見ると、多くの人にインストールしておいてもらいたいと願うことでしょう。

なお、感染接触が心配なので、子どもにコロナ感染接触確認アプリをインストールしたスマホを持たせて登校させたいと思う保護者が出てくるかもしれませんが、他の生徒が持ってこないので無意味です。先生方もスマホを持って授業に行かないです。

コメントする