2020年5月27日 (水)

ステイホームとソーシャルディスタンス

ステイホーム

「stay at home」が正しいのでは? と思いがちですが、アメリカの英語の記事では、「stay home」が多く使われています。この場合の「home」は副詞として使われています。アメリカの記事で「at」が入るのは、「stay-at-home order(在宅命令)」などと、まとまりで形容詞的に使われるときです。

一方、イギリスの英語の記事では、「stay at home」と「at」が入ります。イギリスのボリス・ジョンソン首相も「stay at home」と呼びかけています。

クラスター

「クラスター感染(集団感染)」と使っていましたが、最近は「新たなクラスターが発生している」という表現も耳にします。「集団」ならどこにでもあります。今後日本では、「クラスター」という単語だけで、「コロナウイルス感染」を連想するようになるのでしょう。まるで「携帯」というだけで「電話」を連想するようになるのと似ています。

ソーシャルディスタンス

「social distance」は心理学や社会学で使われる専門用語。文字通り「社会的な距離」を表します。目では見えない距離感です。レジに並ぶときには、「social distancing」となります。

当然、英語のウィキペディアでも、両方の単語は別に解説されています。
Social distance - Wikipedia
Social distancing - Wikipedia

なお、小池都知事は、英語でも情報発信していますが、英語では「social distancing」と言っていて、日本語で話をするときの「ソーシャルディスタンス」と使い分けをしています。意図的なものと思われます。

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